高岡の名物って何かご存じですか?
以外に知られていませんが、葛きりなんですよ。
山野に自生する葛の根は、遠く大和の時代から滋養、薬用に珍重されてきました。
鎌倉時代には道元禅師が葛きりを精進料理の具に取り入れたことから、北陸に広く浸透しました。
徳川時代には加賀藩の幕府献上品として、この高岡の地で密かにつくられていたといいます。
「越中・葛きり」は万葉の時代から続く文化の憧憬と一徹な職人気質の伝統が結びついて、今でも高岡の特産品として全国各地で愛されているのです。
高岡は昔から湧き水が豊富で、水との関わりが深い葛きりにとって恵まれた環境にあります。
葛きりはカロリーが低く栄養価に富んでいます。
黒蜜や三杯酢でくずきりの喉ごしとさっぱりと。
柔らかくゆでて、お吸い物に入れたり、中華料理は八宝菜や冷麺に。
もちろん鍋物にも。すき焼き、しゃぶしゃぶ、寄せ鍋、、、。
四季を通じて、いろいろな料理においしく召し上がれます。
永平寺などで知られるごまどうふ。
この高岡くずきりを使えば、最高においしいごまどうふが簡単にできあがります。
(10人前)
用意する材料は、
ねりごま 150g
葛 55g
水(塩の少し入ったもの) 850g
※ ねりごまと葛のかさ比率は一対一
くずきりも、ごまどうふも水が命。おいしい水で決まります。
弓の清水などの名水を使用しましょう。
作り方の手順
1.まず葛粉を水に溶かす。
2.ごまを入れる。
3.弱火にかけてかきまぜる。
4.とろみが強くなったら、とろ火にしてひたすらかき混ぜる。
5.へらで鍋の底に線をひいてもすぐにもどらないところまで
かきまぜる。つきたてのおもちみたいな感じになるまで。
6.プリンの容器(100cc)などにいれてできあがり。
7.冷蔵庫に入れて冷やします。
※ 鍋の深さの1/3ぐらいの量でつくること。
食べるときには、わさびを添えて、だし汁をかけて。
だしじるは昆布と花鰹で、しょうゆ・みりん・塩で味を調えます。これも水が決め手。
本当においしいごまどうふができます。ぜひ試しに作ってみてください。
本物の葛、くずきりは「葛秀」(高岡市川原町4-12)で出会えます。